バイオバクテリア使用方法


1.バイオバクテリアの特徴と使用上の注意事項
 
(1)当歳稚魚ならびに二歳、親、または他から入手した稚魚等に使用するか使用しないかは、
ご自身でご判断願います。できれば、はね魚で試してみてください。薄い青水からスタートする
と非常にスムーズにバイオ水が出来上がります。
 
(2)好気性バクテリアですので、エアレーションの泡が細かいタイプのエアーストーンを使用し
てください。内部式濾過フィルター等は使用しないでください。エアーが水中内に行き渡らなくな
り、バクテリア効果が低下し水の浄化機能が低下する恐れがあります) 
(3)池の水温は、常に10度以上を保つようにしてください。
バイオ飼育水でそのまま冬眠させました(0度)が問題ありませんした。(餌は切りました)

(4)このバクテリアは25度以上になると活発に働き、60度を超えると死滅します。
注意:25度以上にすれば良いということではありません。夏場、気温の高い時(腐敗しやすい
時)は浄化能力がピークになります。

(5)バイオ浄化・活性)とバイオ(予防)バクテリアは別々に保管してください。 高温、多
湿を避けて風通しの良いところに保管してください。(特に湿度の高い所での保管は避けてくだ
さい)
 
(6)バイオ(浄化・活性)は糠に培養されています。バイオ(予防)は糠/籾殻に培養されて
おります。間違えないようにしてください。
 
(7)本バクテリアの品質有効期限は1年間程度です。
 

2.バイオバクテリア投入方法
 
(1)バイオ(浄化・活性)とバイオ(予防)バクテリアは、必ず別々の容器(茶碗等)で湧かし
てください。(バクテリアを起こす作業です=少ない密度がバイオバクテリアが効率良くバクテリ
アを起こす条件です)
 
(2)水量80〜100Lに対してA/とも同封のスプーンに普通に一杯ずつを使用します。(立ち
上げ時は毎日1回の投入です)
立ち上げた後は、3〜4日(週2回)に一回程度の投入で充分に効果があるようです。
バイオ飼育水が安定した後(最初の2週間程度は毎日投入が必要です)
 
(3)茶碗等に半分ぐらいのぬるま湯(約30度)を入れ、その中にバクテリアの粉を入れます。
は別々に培養してください)

(4)よく攪拌をし約20分程度静置します。投入は3時間以内に行ってください。(3時間以上経
つと菌の活性が衰えてきます)

(5)次に、池に直接投入して下さい。茶碗等の底の沈殿物(糠や籾殻)も一緒に投入してくださ
い。そして茶碗に付着しているバクテリアも、もったいないので池の水で洗い流し、これも投入
してください。(糠や籾殻は魚が食べてしまいますが、問題ありません)
バイオバクテリアは上記(3)(4)(5)の投入方法が一番効果的ですが、そのまま飼育水に投
入してもバクテリアは湧きますが、効率は悪くなります。(どうしても時間の無い時は・・・・)

池の水が新水(更水)の場合は、バクテリアの餌が足りないため、青水を足したり、魚の数
を増やし糞の量を多くしたりしてください。(新水では、バクテリアの効果が発揮できません)
 
池の中でバイオA/は適合し、相乗効果により機能活性化作用がさらに活発化します。
 
バクテリアが活性化すると、水は青みかかった茶褐色となり、エアレーションによる泡はシャ
ボン玉のように虹色となります。